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土方歳三最期の地碑

歴史と見どころ

土方歳三最期の地碑

幕末の志士として今も人気の高い新撰組。そのメンバーのひとり土方歳三が、最期を迎えた地が函館でした。若松町の函館市総合福祉センターの敷地内にある若松緑地公園内に、「土方歳三最期の地碑」があります。
武蔵国で生まれ、若い頃から剣技を極めていた土方歳三は、新撰組で28歳の若さで副長の地位に抜擢されたほどの剣豪でした。戊辰戦争で幕府側として戦いますが、戦況悪化で蝦夷の地に追い込まれます。榎本武揚らも上陸して、箱館・松前・江差を占領しますが、新政府軍も蝦夷に入ってきたため幕府軍はついに五稜郭に追いつめられます。新政府軍の箱館総攻撃が始まると、土方は孤立した仲間を救出しようと部下を引き連れて出陣しますが、一本木関門で新政府軍に応戦している最中、銃弾に倒れます。そして絶命した場所が、一本木関門があったこの若松町だったということです。
毎年、土方の命日5月11日に近い土日には「箱館五稜郭祭」が開かれます。幕臣の中島三郎助、旧幕府軍の戦死者を弔う碧血碑と合わせて慰霊祭が行われ、五稜郭公園では「土方歳三コンテスト」があります。思い思いに土方になりきった参加者が、パレードに混じって盛大に幕末の志士を弔います。

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