襟裳岬

襟裳岬は太平洋に向かって南へ突き出しています。海上にまで岩礁群が伸びるその光景は海を間近に感じさせ、迫力ある眺めに思わず息を飲みます。
日高山脈を背負い、日本屈指の「風の岬」とされる襟裳岬では、一年の内300日近く強い風が吹いています。波の音と風の音、風によって運ばれる磯の香り、視覚以外にも心を楽しませるものが沢山あるはずです。
駐車場は広く、そこから岬に向かって散策路があります。朝日も夕日も美しく、昼間も見応えのある景色を堪能できるので、予定に合わせてどの時間でも立ち寄れるドライブスポットです。
霧が立ち込めることもあり、岬上の襟裳岬灯台に霧笛が備えられていることや、濃霧が発生しやすいために2009年まで無線方向探知局が備えられていたことを納得させます。霧の時でもそれはそれで見物なので、相変わらず多くの人が岬に訪れます。
敷地が広いため、写真を楽しむ方にもお勧めです。気候や時間によって姿を変える岬の風景には、毎日シャッターチャンスがあります。