道幅が広く、函館山の様子がよく見える坂です。坂の突き当たりに函館護国神社があることからこう呼ばれます。
周辺には和洋折衷の建物が多く並びます。老舗和菓子店や明治末期建築の土蔵を利活用した茶房など、趣ある景色が楽しめます。懐かしい昭和の雰囲気が漂う函館市公民館や、箱館の繁栄を支えた江戸時代の豪商・高田屋嘉兵衛の像も立っています。中央分離帯には植物が植えられていて、それが途切れると両端に松並木が出現します。
ちなみにこの坂は護国神社坂の他にもいくつかの名前を有しています。1869年の神社創建時は招魂社だったため、後に整備された坂は「招魂社坂」と呼ばれていました。また、坂に面して門を構えるのは不敬だとして「倒産坂」なんて裏の名前まで付けられました。その後は、坂上に出来た町名からとって「汐見坂」と呼ばれたこともあります。沢山の名前が付くのも、人々が坂のことをよく見ているためです。それだけ関心を持たれていた坂なのです。
ドライブスポット名 | 護国神社坂 |
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所在地 | 函館市宝来町 |
テーマ | ドライブロード |
アクセス | 函館空港からから車で約20分 |
駐車場 | あり |
お問い合わせ | 0138-21-3323(函館市観光コンベンション部) |