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月光仮面の像

歴史と見どころ

月光仮面の像

JR函館駅から徒歩5分のところにある緑地帯に、懐かしのヒーロー「月光仮面」の像があります。「月光仮面」は、昭和33年(1958年)に国産初の連続テレビ映画として放送されたアクションヒーロードラマ。悪を成敗するその姿は痛快で、子どもはもちろん大人にも大人気となりました。幼い頃、白黒テレビの前で夢中になって見ていたお父さん達からすると郷愁を感じさせるヒーローではないでしょうか。その月光仮面の像が函館駅前に燦然と登場。なぜ国民的ヒーローが最果ての北海道に?と不思議に思われるかと思います。実は月光仮面の作者、川内康範氏は函館の出身。生まれ育ったふるさと函館への恩返しと、平和への願いを込めてこの像を寄贈されたということです。昭和48年にはこだてグリーンプラザが造成された記念に贈られてから、かれこれ40年以上も函館の平和を守ってくれています(笑)。カラーは時々リペイントされ、今はマント裏面がイエローカラーから鮮やかな赤にチェンジしてひときわカラフルに目立っています。台座には「憎むな、殺すな、赦しましょう」と書かれており、ドキリとさせられます。40年前の川内先生の思いは守られているでしょうか?ふとそんな事を考えてしまいました。

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